塗装や、部分補修での対応が難しい状態の痛んだ桟葺きの鋼板屋根と
外周を囲むパラペットの瓦・・・・下地や釘などの経年劣化により
地震などで大きな力が加わった時に瓦の脱落による被害も懸念されました。
外観を大きく変えることなく、安全で耐久性のある部材を選定して
リフォームを行いました。　仮設足場も全面に架ける必要があるため
外壁のひび割れ補修や木部、鉄部の保全を考慮して全面塗装を
あわせて行いました。

既存の瓦、葺土、瓦桟を撤去して防水のルーフィングで下地をつくり施工します。
取り除いたかわら等の重量がなくなっただけでも耐震上かなり有利になりました。
新たな屋根材の断熱材が入った高耐食性のガルバリウム鋼板は軽量で遮熱塗装
も施された長寿命、長期保証の材料です。